川勝叩き(をしていた)ライターは情報収集を怠っているようである
昨年12月、岐阜県瑞浪市の日吉トンネル掘削中に出水が起き、今年2月に入りトンネル切羽前方の大湫町では地下水位が大幅に低下、井戸やため池が涸れてしまった。さらに地下水位低下に伴い地盤沈下が発生。いまだ月に約1㎝のペースで沈下が進んでおり、収束の目途は立ってない。
対応も後手に回り、県への報告は5月1日であり、水位低下を確認してから2ヵ月以上も後であった。工事停止はさらに遅れ、マスコミが報じ、県・市から工事中止を要請されてからの5月20日である。さらには、止水対策の手本としてJR東海が例示した鹿児島県の北薩トンネルは今年7月に大出水で崩落。止水対策の方法は再考を余儀なくされている。
もちろん、11月に入っても工事再開の目途は全く立っていない。
⇒岐阜県ホームページ
中央新幹線日吉トンネル南垣外工区における井戸等の減水について
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/23513.html
⇒鹿児島県ホームページ
北薩トンネル(国道504号)の被災状況等
https://www.pref.kagoshima.jp/ah06/hokusatsu/hokusatutonnneru.html
静岡県で懸念されていたトンネル湧水による環境破壊が、岐阜県で現実のものとなってしまったわけである。この問題が発覚してから、あれほど荒れ狂っていた静岡叩きは一斉に声を潜めたようである。昨日以来、東京都町田市の小野路非常口近傍で気泡噴出し、工事が停止されたことが報じられているが、このニュースにはJR東海への批判ばかりが目立っている(ヤフコメなど見る気も起きないけど)。
そんなさなか、このような投稿を見つけた。

(黄色の枠はブログ作者が加筆)
https://x.com/ogurapunk/status/1852176484657697135?fbclid=IwY2xjawGa8OhleHRuA2FlbQIxMAABHcojG9yWaAuABXBxIh0Ze0_4xQ2K2jdVP77Kuh259udVALvhNETEod_yEg_aem_j1qHAuP671qDRcOSKD6kFw
どこまでバ〇なんだろう???
他県(岐阜県)では地下水保全に重点を置かなかった結果、取り返しのつかない事態に陥り、にっちもさっちも行かなくなってしまったのに。
小倉健一氏といえば、リニア工事認可に慎重であった川勝平太前知事、静岡県の有識者会議、さらには静岡県内地元マスコミ、はては県民性にいたるまで、八つ当たりのように批判し続けてきた人物である。
「批判」というよりは、はっきり言ってイチャモンであった。
(参考)去年6月に書いたブログ記事
https://kabochadaisuki.seesaa.net/article/499766607.html
同じく川勝叩きで名をはせた(?)小林一哉氏が、一応は自身で取材を行っていたのに対し、小倉健一氏はネット上でかき集めた情報を適当につなぎ合わせた、いわゆるコタツ記事を書くだけの人物だったと言えるだろう。しかしネット上で情報をかき集めているわりには、日吉トンネルでの水枯れ・地盤沈下問題については全くご存知なかったようである。誹謗中傷は書きたくはないが、イトモス研究所とやらは、情報収取能力に致命的な難があると思わざるを得ない。
(大きく報じられ始めた町田市での気泡噴出問題が明るみに出たのは、小倉氏の投稿の後である)
なお、小倉氏の投稿にある各数字は、昨年10月24日にNHK静岡が報じた内容に基づいているとある。やはりコタツ記事(というか投稿か)である。たぶんこのネット配信記事からの引用なのだろう。しかしこのNHK静岡のニュース自体、昨年10月20日に国土交通省が発表した「リニア中央新幹線開業後の東海道新幹線の利便性向上等のポテンシャルについて」に基づいている。せめて情報元に当たれよと思うのである。
対応も後手に回り、県への報告は5月1日であり、水位低下を確認してから2ヵ月以上も後であった。工事停止はさらに遅れ、マスコミが報じ、県・市から工事中止を要請されてからの5月20日である。さらには、止水対策の手本としてJR東海が例示した鹿児島県の北薩トンネルは今年7月に大出水で崩落。止水対策の方法は再考を余儀なくされている。
もちろん、11月に入っても工事再開の目途は全く立っていない。
⇒岐阜県ホームページ
中央新幹線日吉トンネル南垣外工区における井戸等の減水について
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/23513.html
⇒鹿児島県ホームページ
北薩トンネル(国道504号)の被災状況等
https://www.pref.kagoshima.jp/ah06/hokusatsu/hokusatutonnneru.html
静岡県で懸念されていたトンネル湧水による環境破壊が、岐阜県で現実のものとなってしまったわけである。この問題が発覚してから、あれほど荒れ狂っていた静岡叩きは一斉に声を潜めたようである。昨日以来、東京都町田市の小野路非常口近傍で気泡噴出し、工事が停止されたことが報じられているが、このニュースにはJR東海への批判ばかりが目立っている(ヤフコメなど見る気も起きないけど)。
そんなさなか、このような投稿を見つけた。

(黄色の枠はブログ作者が加筆)
https://x.com/ogurapunk/status/1852176484657697135?fbclid=IwY2xjawGa8OhleHRuA2FlbQIxMAABHcojG9yWaAuABXBxIh0Ze0_4xQ2K2jdVP77Kuh259udVALvhNETEod_yEg_aem_j1qHAuP671qDRcOSKD6kFw
どこまでバ〇なんだろう???
他県(岐阜県)では地下水保全に重点を置かなかった結果、取り返しのつかない事態に陥り、にっちもさっちも行かなくなってしまったのに。
小倉健一氏といえば、リニア工事認可に慎重であった川勝平太前知事、静岡県の有識者会議、さらには静岡県内地元マスコミ、はては県民性にいたるまで、八つ当たりのように批判し続けてきた人物である。
「批判」というよりは、はっきり言ってイチャモンであった。
(参考)去年6月に書いたブログ記事
https://kabochadaisuki.seesaa.net/article/499766607.html
同じく川勝叩きで名をはせた(?)小林一哉氏が、一応は自身で取材を行っていたのに対し、小倉健一氏はネット上でかき集めた情報を適当につなぎ合わせた、いわゆるコタツ記事を書くだけの人物だったと言えるだろう。しかしネット上で情報をかき集めているわりには、日吉トンネルでの水枯れ・地盤沈下問題については全くご存知なかったようである。誹謗中傷は書きたくはないが、イトモス研究所とやらは、情報収取能力に致命的な難があると思わざるを得ない。
(大きく報じられ始めた町田市での気泡噴出問題が明るみに出たのは、小倉氏の投稿の後である)
なお、小倉氏の投稿にある各数字は、昨年10月24日にNHK静岡が報じた内容に基づいているとある。やはりコタツ記事(というか投稿か)である。たぶんこのネット配信記事からの引用なのだろう。しかしこのNHK静岡のニュース自体、昨年10月20日に国土交通省が発表した「リニア中央新幹線開業後の東海道新幹線の利便性向上等のポテンシャルについて」に基づいている。せめて情報元に当たれよと思うのである。
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