ダブルスタンダードだよなあ

最近、リニアを巡る大きな動きがなく、ブログの更新をサボっております。

あまりネタがないのですが、ちょっと気になっていることを・・・

ここのところ、北海道・釧路湿原付近で進められている大規模太陽光発電所(メガソーラー)への疑問・批判が高まっています。

著名なタレントやアルピニストが疑問を投げかけたこともあり、マスコミも取り上げるようになり、大きな騒動となりつつあります。同様な問題が全国的に深刻化していることもあり、環境問題としては珍しく、自民党も腰を上げ始めています。そういえば伊東市のゴタゴタもメガソーラー絡みだっけ。。。


私個人としても、メガソーラー(および風力発電所も)には強い規制をかけるべきだと考えております。というわけで、一般論としては、自然破壊に待ったをかける機運が高まるのは歓迎すべきです。

ただ、何となく腑に落ちないのは否めません。

釧路市のメガソーラーに反対の声を上げている某・アルピニストの方は、今年2月、山梨県知事と会談してリニアや富士山トラム構想に好意的な姿勢を示しておられました。
https://yamanashi.media/?p=4508

リニアは、それこそ南アルプスを台無しにしかねない存在なんですけど・・・?

静岡県での残土捨て場(ツバクロ沢発生土置き場)だけでも10ヘクタールはあるし、地下水環境を壊したら復元は不可能です。その点は考慮してらっしゃるのでしょうか?

また、露骨にリニア歓迎一色に染まり、静岡県での議論を敵視するかのような産経新聞が、どうしてメガソーラーによる開発行為には難色を示すのか。ましてや、ゼネコンとズブズブの自民党が唐突に自然破壊に待ったをかけようとするのは怪しすぎるわけで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/625f727278bc2b6b69c22efe4987245a69c2c9cb

>「私たちの美しい国土を外国製の太陽光パネルで埋め尽くすことには猛反対だ」。高市氏は9月19日、自民党総裁選への出馬会見でこう述べ、22日には太陽光などの補助金制度の見直しを主張した。

国立公園の拡張候補地とされる美しい山岳地帯に東京ドーム3杯分の残土を捨てるのにも反対してくださいな。

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